「キャリアコンサルタント」で止まらない

自己啓発

 

さわ
さわ

 

こんにちは!

自分の気持ちが喜ぶことを見つけて生きていく!

週末キャリアコンサルタントの“さわ”です。

 

今日のテーマは「『キャリアコンサルタント』で止まらない」です!

 

これからキャリコン養成講座に通う方、国家試験に挑まれる方、キャリコン資格を取ったばかりの方の参考になれば幸いです。

 

 

無事合格できたけど…

わたしは2022年3月試験で合格、5月にキャリコン名簿に登録しました。

 

思い立って約1年、資格取得(試験合格)のために全力疾走していたので、合格、名簿登録して、さて何をしようか状態になっていました。

 

国家資格とはいえ名称独占資格であり、独占業務があるわけでもなし。

(業務独占資格…資格を持っていないと従事することができない業務がある資格。医師、弁護士、公認会計士など)

今の居住地は東京ではないのでキャリコン身近にいないし。

(キャリコン有資格者数は東京都が一番多い。キャリコンサーチ:キャリアコンサルタント登録者数より)

職場から取得するよう言われて取った資格ではないし。

(こちらの記事参照→【キャリアコンサルタント資格を取ろうと思った理由】)

 

無事合格できたけど…どうやって活かそうかな、と思っていつの間にか2ヶ月近く経過していたのですが、ふと、「キャリコンが自分のキャリアで迷子になってどうする(笑)」という感情がわいてきたのです。

 

「キャリアコンサルタント」を客観視する

そこで「キャリアコンサルタント」という役割を客観的に見てみました。

 

わたしの勤め先では誰もが知っている資格ではなく、おそらく知らない人の方が多い。

おそらく社外の働く人たちもそんな感じだろうな…。

 

そう思ったとき、「『キャリアコンサルタント』って聞いて何ができるのかを分かってもらわないことにはキャリアコンサルタントとしての支援・活動はできない!」という結論に至りました。

 

そりゃそうだよ。

自分にどんなメリットを提供してくれるかわからない人に自分の人生を相談することなんて誰もしないよ。

 

という訳で、資格を取得して最初の1年は「キャリアコンサルタントってこういうことも知ってるよ・できるよ」をPRしていこう!ということを目標に行動してみることにしました。

 

とりあえず「資格の合わせ技」を考えた

ぶっちゃけこの田舎で「キャリアコンサルタント」って言って何者か理解してくれる人はどのくらいいるのだろうか…という感じだったのと、キャリコン受験勉強でコツコツ勉強するいい癖がついていたので、キャリアコンサルタント資格と相性がよさそうな資格をピックアップ。

 

計画的に次の資格を取ろうと計画・実行中です。

 

衛生管理者(第一種)

(人事・労務管理の中でも安全衛生分野にあまり自信を持てていなかったため。2022年9月合格!)

ビジネスキャリア検定:2級労務管理、2級人事・人材開発

(基本的な人事・労務知識を整理・おさらいしておこうと思ったため。2023年2月合格!)

メンタルヘルスマネジメント検定:Ⅰ種・Ⅱ種・Ⅲ種

(キャリアの悩みはメンタルヘルスに影響することもあるので基本的なメンタルヘルス知識を身に付けるため。2023年3月Ⅱ種Ⅲ種合格!Ⅰ種試験勉強は2023年11月現在、継続中。)

ファイナンシャルプランナー

(キャリアプランはライフプランだけではなくマネープランもかかわってくるのでファイナンシャルプランニングスキルを身に付けたいと思ったため。2023年11月現在、継続中。)

 

学びを続けてみて

当初はキャリコン資格と合わせて「こんな資格も持ってます」ってPRすることで「こういうことも知ってるのね。じゃあわたしのこの相談も分かってくれるかも」と、相談者のニーズに応えられるかなって思っていたのですが、学びを続けてみて気づいたことがあります。

 

人は知っていることの中でしか行動を決めることができない。

 

ということ。

 

確かにそうですよね。自分にどんな選択肢があるのか、情報がヌケ・モレなく手元にあればいいのですが、すべての選択にそれがあるとは限らないですよね。

 

A店ではトイレットペーパーが300円、B店では同じトイレットペーパーが500円!安く手に入れたいならA店B店両方の情報を知っておく必要があります。B店の情報しか知らなければ500円で買うしかありません。

でも、これだけでは不十分かも。もしかしたらC店で買えば2つセットで500円かもしれません。

 

「トイレットペーパーをどこで買うか。」くらいの選択だったらまだいいのですが、キャリアコンサルタントは相談者のキャリア、つまり人生に寄り添う専門家。可能な限り良い選択を支援できるよう、さまざまなことを知っておくこと、深堀はしなくても関心を持っておくことは必要なんじゃないでしょうか。

 

学びの中で知らないこともありました。当然、知っているつもりであいまいだったこと、畑違いでかかわろうと思わなければ知りえなかったことがたくさんありました。(わたしにとっては衛生管理者やファイナンシャルプランナーの知識)

 

どんな資格にも言えることですが「試験合格」は一つの通過点であり、試験合格以上に学び続けることで新しいことを知り、自分の世界が広がることの楽しさを実感できたように思います。

 

そして、人は知っていることの中でしか行動を決めることができない。のであれば、対人支援を基本とするキャリアコンサルタントだからこそ「キャリアコンサルタント」で止まらない、つまり自分の視野を広げ続けることこそ、もっとも大事な姿勢なんじゃないかなってことに気づけた気がします。