育児休業を2回に分けて挑んだ!その結果とは?

さわのこと
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こんにちは!

自分の気持ちが喜ぶことを見つけて生きていく!

週末キャリアコンサルタントの“さわ”です。

今日のテーマは「育児休業を2回に分けて挑んだ!その結果とは?」です!

3人目の出産にあたって初めて育児休業を2回に分けて取得してみた、わたくしさわの体験談です。

 

では、さっそく書いていきましょう!

 

そもそも…育児休業について

そもそも、育児休業とはさまざま条件はありますが、ざっくりというと「原則1歳未満のこどもを養育するための休業」のことです。※厚生労働省育児休業特設サイトより

実はこれまでは1人の子どもに対して1回しか取得することができなかった制度なのですが、2022年にルールが変わって、1人の子どもに対して2回に分割して取得することができるようになったのです。

 

3人目の妊娠がわかったとき、1人目2人目と同様に産後3~4ヶ月くらいで職場復帰したいな、と考えていました。2人目の時は12月生まれだったのでそのまま4月入園でスムーズだったのですが、1人目が大変だったことを思い出しました。

 

1人目は8月生まれだったので、11月までは私が産休+育休を取り、11月に旦那さんにバトンタッチという方法で翌4月の保育園入園まで家庭保育をしていました。当時は分割取得をすることができなかったので、4月の慣らし保育期間は仕事を短時間で切り上げる…という、なんとまぁ、職場的にも、自分のメンタル的にもしんどい時期があったのです。

 

3人目は7月生まれ、10月職場復帰⇒旦那さん育休という流れを考えていたので、あれ?これ、また慣らし保育でしんどいパターンじゃないか!と思っていたところ、法改正で2回分割取得ができるようになっていたことを思い出したのです。

 

1回目の育児休業でしたこと

7月に生まれた3人目。7月~8月は産後休暇扱いになり、9月からは育児休業扱いのお休みになります。

 

一般的な女性の場合、1年育児休業を取られる方が多いですが、わたしの場合は3~4ヶ月での職場復帰となるため、最初の育児休業はひたすら身体を休めることに注力しました。

 

そして身体を休めつつ、夫との家事・育児協力体制も検討。

 

夫が育児休業を取る段取りがついたタイミングで、わたしの職場復帰と夫の育児休業期間中のタイムスケジュールを検討・共有します。

 

わたしの場合子どもが1歳未満での職場復帰となるため、労働基準法で定める「育児時間」の対象となります。職場復帰後はこの制度を使ってお昼休みに自宅に帰って授乳をする段取りでタイムスケジュールを組みました。

 

そして、夫と育児休業をバトンタッチ。10月に職場復帰です。

 

2回目の育児休業でしたこと

10月から3月にかけて旦那さんが育児休業です。

 

仕事も大事、家庭も大事、そんなわたしにとって両方にコミットできる時間をはやめに確保できることはメンタル的にも安定するので、夫の育児休業は本当に感謝しかありません。

 

ちょうど4月に入ってくる新入社員の教育担当でもあったので、年度の後半にできるだけ満足のいく仕事をしたいと思っていたのでお家のことを任せて仕事をできる期間は本当に助かりました。

 

自分の職場には、復帰後早々に翌年の4月の慣らし保育期間は育児休業を活用して対応したい旨で調整。

 

新入社員教育もありましたが、同僚とダブルチームを組んで企画・調整までは一緒に、4月からの運営は1週間は同僚にお任せさせていただきました。

 

そして2回目の育児休業。

 

慣らし保育期間ということで、朝2時間でお迎え、午前中でお迎え…と徐々に保育園にいる時間を延ばしていきます。わたしも夫も完全職場復帰だとどちらかが仕事にならない期間となるのですが、今回はわたしがお休みをいただいたので、気持ちにも余裕をもって対応することができたように思います。

 

3人目にして初めて、預けるときに泣くということもあり、大丈夫かなぁという不安もありましたが、何があってもすぐにお迎えに行ける、という気持ちの余裕があり、乗り切ることができました。

 

そして、夫も夫で半年育児休業を取得していたので4月初日から職場復帰することができたのは情報のキャッチアップ、慣れる、という意味でもよかったそう。

 

夫の職場復帰をサポートすることができたのもよかったと思います。

 

ちなみに、1回目の育児休業も2回目の育児休業も両方とも条件を満たせば雇用保険の育児休業給付金を受給することが可能です。わたしの場合、育児休業中は会社からの給与は無給になるので、両方とも給付金を受給することができました。

 

2回に分けて取得した育児休業のメリットと課題

育児休業の2回分割取得は、タイミングよく取得することで夫婦で育児をしていく基盤を作るという意味でもメリットが大きいと思いました。

 

どちらも休職・復職の期間があることで、お互いの仕事に対する思いを十分に共有できますし、本格的に2人で仕事をするようになった場合のフォローもスムーズです。

 

家庭によって状況が様々ですが、わたしとしては自分だけに家事・育児の負担が偏るのはしんどいと思っていたので、お互いに協力し合える環境をつくる、という意味でも夫婦での育児休業はおすすめです。

 

育児休業を2回分割取得するメリットとしては次の3点でしょうか。

  1. 夫婦で一緒に仕事と育児を両立していくための地盤づくりができること
  2. 夫の育児休業からの職場復帰のタイミングで自分が育児休業を取得することで夫の職場復帰をサポートできること。
  3. 慣らし保育期間をスムーズに乗り切ることができること。

 

課題としては夫が育児休業を取得できるか、というところも大きいですが、2回分割取得に対する課題は職場との調整が大事かなと思います。

 

まとめ

育児休業を2回に分けて取得してみた体験談を書いてきました。

 

4月からの職場復帰を考えていらっしゃる方、多いんじゃないかなと思います。

パートナーの職場復帰をサポートする、慣らし保育をスムーズに乗り越えるためにも育児休業を活用してみるのもいいのではないかな、と思います。