こんにちは!
自分の気持ちが喜ぶことを見つけて生きていく!
週末キャリアコンサルタントの“さわ”です。
今日のテーマは「養成講座に通ってよかったこと」です!
キャリコン養成講座に通おうかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。
では、さっそく挙げていきましょう!
自分の「当たり前」という思い込みに気づくことができた
人間、自分が見えている世界、価値観の中で生きているんですよね。
養成講座に通って、自分と異なった価値観、環境に置かれている人に出会いました。
フリーランスでお仕事されながらキャリコン資格を目指されている方。
ご自身の定年退職前にセカンドキャリアとしてキャリアコンサルタントを選ばれた方。
非正規雇用でスキルアップのためにキャリコン資格を目指されている方。
職場でキャリコン資格が必要でお尻をたたかれて養成講座に通われている方。
キャリコン資格を取得した先輩社員を目標にキャリコン資格を目指されている方。
「産休・育休を取得して正社員として職場復帰すること」「平日も夫との役割分担は平等」「キャリアコンサルタントといえば人事担当者」というわたしの考え方は当たり前じゃなかった。
何が良いか悪いかという良し悪しはないですが、自分の価値観がすべてではないということを突き付けられたし、今、自分の置かれた環境は満足しているという意味で私にとっては非常に恵まれていることを認識させられました。
養成講座で「自分の働き方は当たり前ではない」ことを強く認識することができたことはキャリアコンサルタントして活動するときや普段の生活(子育てやチームメンバーとのかかわり)の際に「相手の見えている世界を尊重する」というマインドセット作りにつながっています。
どんな相手も「わたし」とは違う、見えている世界、価値観は絶対ではない、ということを意識しながら接することができるようになったことは非常に大きいですね。
「傾聴」の認識が変わった
もともとどちらかというと人の話を聴くのは苦手ではなかったので、「わたしって人の話を聴くの得意かも!」って思っていたのですが、「傾聴」の世界は思った以上に奥深いものでした。
話を聴くときの態度は大事だよねって以前から思っていたのですが、相手に「好意的関心」を持って話を聴く、質問するということは難しい!
当然、養成講座では傾聴の訓練もしたのですが、最初の方はぼろぼろ。
傾聴しているつもりでいつの間にか自分本位の聴き方になっていたり、相手がお話し好きとは限らず特に意味もなく沈黙が流れたり、話を聴いているはずのわたしが迷子になってしまったり…。
傾聴にはそれなりに自信をもっていたのに、「わたしって話を聴くのヘター!」って初日から落ち込んでしまいました。
養成講座に通う前、社内の仕事と育児の両立支援の一環で産・育休前や復帰前の社員と面談を担当していたのですが、しっかり傾聴の基礎基本を学んだことで自分本位の聴き方をしていたことを反省しました。
キャリアコンサルタントは目の前の相談者の話を聴き、整理し、その人がありたい姿を見つけるお手伝いをすること。自分の経験や価値観に基づいて「こうしたら?」「ああしたら?」を提案するものではないと今のわたしは考えています。
「人は誰でも自己成長の力を持っている」のだから、キャリアコンサルタントは「聴く」ことに徹し、その人のよき伴走者でありたいと思います。
学び続ける意義を再確認した
養成講座には様々な年代の方たちがいましたが、共通点は「みな学びに来ている」こと。
みなさんは気づくと「アウトプット」ばかりになっていませんか?
日々忙しいとどうしてもアウトプットばかりでインプットがおろそかになりがちです。
インプットのいいところは多様な価値観に触れることができることだとわたしは考えています。逆にアウトプットばかりだと自分の考え方が中心になってしまい、なかなか新しいことや異質な他者を受け入れることが難しくなってしまうのではないでしょうか。
「学び続ける意義」とは多様な価値観に触れ、受け入れ、支援するというキャリコンとしてのマインドセットにもつながり、そしてそれこそキャリコンとしての自分の成長かと思います。
キャリアコンサルタントは対人援助職とも言われ、常に相手がいてこその役割です。
人との関わりにゴールがない以上、わたしたちキャリアコンサルタントは学び続けなければならないのではないでしょうか。
養成講座に通って以上3つの変化がわたしにとっては大きかったなぁ。
講座は決して安い値段の授業料ではないですし、養成講座に通うことはキャリアコンサルタント資格を取得するには必要なステップではありますが、それ以上にここでの学びは深かったです。