こんにちは!
自分の気持ちが喜ぶことを見つけて生きていく!
週末キャリアコンサルタントの“さわ”です。
今日のテーマは「『養成講座』って何するの?」です!
キャリアコンサルタント養成講座受講を検討中の方の参考になれば幸いです。
では、さっそく挙げていきましょう!
養成講座通学が必要な理由
養成講座の授業料は講座を提供している団体にもよりますが、だいたい40万円くらいが相場です。
そもそも高い授業料を用意して養成講座に通学しなければならない理由ですよね。(雇用保険被保険者であれば条件があれば教育訓練給付金を受けることができます!)
養成講座を検討中の方であればキャリアコンサルタント試験の受験資格を確認してみてほしいのですが、次の文言が書いてあります。
厚生労働省ホームページより
- 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
- 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
- 上記の項目と同等以上の能力を有する者
要は2.で言っている相談業務等の実務経験が3年ある人や3.で言っているキャリアコンサルティング技能検定に合格している人以外は1.で示す養成講座を受講して基本的なことを学んでねってことです。
【ざっくり】養成講座で学ぶこと
養成講座で学ぶことは多岐にわたっており、どの団体の養成講座を受講しても、やはりメインは「キャリア支援」に関する理論・実践中心になるかと思います。
わたしが受講した養成講座はキャリア理論に基づいたワーク、キャリアコンサルタントとして基本的スキル(傾聴訓練や逐語録の作成)を中心にスクーリングで学び、キャリア理論や労働環境を取り巻く状況等については通信教育で学ぶ感じでした。
(養成講座の選び方はまた別の記事で書いていきたいと思います。)
試験勉強のための講座ではない
「養成講座」と聞いて勝手に試験対策まで網羅できると思っていたのですが、養成講座はあくまでキャリコンとしてのマインドセットが中心で、試験勉強のための学習の時間はありませんでした。
これは盲点でした。
わたしは9~11月にオンラインで養成講座を受講していたのですが、養成講座修了後は自分で試験に向けて勉強しなければなりません。
もちろん、基本的な傾聴スキルを身に付ける訓練はあるのですが、わたしが受講した団体の講義はあくまでも「キャリアコンサルタントとしてどう相談者に寄り添うか」が中心でした。
それはそれでキャリアコンサルタントとしてのマインドセット、キャリアコンサルタントとしてどうありたいかを考える機会となり、資格取得後もじわじわと効いています。
あくまで養成講座はキャリアコンサルタントを養成する場であり、試験対策の場ではないということです。
以上、「養成講座」って何するの?ということを書いてきましたが、あくまで養成講座はキャリアコンサルタントを養成する場であり、試験対策メインの場ではないということをこれから養成講座を検討・受講されている方には知っておいていただければと思います。